御用改めでござる!!!!!
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
お題!!!
待ってましたなお題がきました・・。
私の人生に影響を与えた1冊。
それは・・・
です。言わずもがなですよ。
初めて手にとって読んだのは13歳の時。
まあ、きっかけだったのかな・・・。
それか夏に見た「仁義なき戦い」シリーズで現代ヤクザの抗争劇を見て、
「昔のヤクザはいたのかな」という軽い疑問からだったのかな。。笑
【あらすじ】✳︎文庫参考
勤皇か佐幕か、血生くさい抗争に明け暮れる維新前夜の京都に、その治安維持を任務として組織された剣客集団、新撰組。名刀の真を軸に近藤勇の不敗神話を描く「虎徹」、赤穂浪士討ち入り以来屈折した心情に迫る「池田屋異聞」、悲恋に涙する剣士の素顔を綴る「沖田総司の恋」まど「誠」の旗印に参集した男達の内面を通して、歴史小説の第一人者がその実情を浮き彫りにする。
この本のおかげで、歴史に対しての意欲が湧くのと同時に読書好きに磨きをかけることになりました!
司馬先生の描く新撰組(歴史モノは)とにかく描写が細かくわかりやすい!!!!
後は、キャラが立ちすぎている。
芹沢鴨の暗殺での場面や、個人的に好きなのは傷の描写です・・ここでは書きつくせない素晴らしさが詰まっています。(あと表現力が乏しくて)
今まで他の作家さんの新撰組作品を読んだけど、「油小路の決闘」は司馬先生のが一番だと思う!個人的に!!!
新撰組は今やアニメ、漫画、ゲームなど乙女路線まっしぐらの美しきものの印象がどこか取り巻いていますが、
漢の中の漢、泥臭さ、男にしかない魂・意志などを感じさせてくれる作品となっています。また新撰組も、時代に翻弄されていった者たちなんだと。
女には到底理解のできない世界だからこそ、その世界を垣間見れた気がしたぞくぞくする。
又、その世界観を出せるのは、司馬先生の持つ、想像をはるかに超える「探究心」「粘り強さ」からなんだと、この間の司馬遼太郎記念館へ出向き実感しました。
新撰組だけではなく、司馬先生といったら!な「竜馬がゆく(全5巻)」現在大河ドラマで放映中の花燃ゆ・吉田松陰を取り上げた「世に棲む日日(全4巻)」
構想10年をかけた超大作の「空海の風景(上)(下)」などなど・・・一生かけて読み続け、読み返したい作品ばかりですので。おすすめです〜
あれ、おすすめの本紹介みたいになっちゃった笑
summer