ミーハー夢豚を駆け抜ける

アニメやマンガ、文学...クソみそミーハー女のぬるっと生存確認ブログ

弾丸で大阪に行った話



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学生最後の夏休み(´・‿・`)☀️

夜行バスに乗って弾丸旅行してきた!
お目当ては ①司馬遼太郎記念館に行くこと
羽田圭介さんの朗読を聴きに文学バーへ!

すごすぎる 。 これ以上の言葉はない。
安藤忠雄の建築の魅せ方もすごいけど、いざ目の前に6万冊の資料は圧巻。30歳から72歳まで、コツコツと集めに集め、玄関まで、溢れてた。どの資料も辞典も目を通し、より自分の理想に近づけていく司馬遼太郎先生の生き様を見た気がしました。
♦︎22歳、大阪外語大(現:大阪大)在学時に学徒出陣で出兵。満州に駐屯し無事帰国を果たし終戦を迎えが、その時より「日本の在り方」に疑問を抱くようになったとか。その時に芽生えた疑問に答えを与えるかのように作品を作ってきたと。全ての作品は「22歳の自分に当てた手紙」 と語っていた。ホール前に貼られていた21世紀を生きる君たちへ は思わず涙が出てしまった。一つ一つ紡ぎ出される言葉が重すぎる。それもこれも司馬先生の持つ、不思議な暖かさ(個人的意見)と確固たる覚悟が感じられたから。
♦︎先生のターニングポイントとも言える22歳、私もほぼ同年として何か考えられること、伝えたいことがあるか。あまりにぼんやりと生きている気がして。
♦︎また歴史だけではなく宗教も研究熱心だったらしく、弘法大師空海(774-853)について描いた「空海の風景(上)(下)」は構想10年の月日をかけ生み出された司馬作品の最高傑作。平安時代真言宗の祖として、宗教のみならず文芸・建築と大変革をもたらした”人類普遍の天才”の60年の生涯を、10年。空海上人は比較的長生きだったけど、果たして10年は司馬先生にとって長かったのだろうか、短かったのだろうか。いや、あの資料の量と手のつけ方は長く費やしたんだろう、当然。
♦︎ノートに思わず、書いてきちゃった。
1ページ丸々。思うことがありすぎる、伝えたいことが溢れていく。絶対に叶えなくては、って。

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羽田圭介さんの朗読】
ぐずぐずしちゃっていい席取れなかった(>_<)
東京でも来週やるんだけどね、読書会。笑
けど好きだから大阪行っちゃいました。
朗読していて、長崎弁のイントネーション上手くてきっと練習したんだなって。あと台詞感情入れすぎなのと、淫語で噛んじゃうあたりすごく好き!さすが童貞キャラにゅうぼうの読み方も童貞あるある出てた...
♦︎メタモルちゃんと読み返すのと、こちらも色んなツテやゲスい雑誌、潜入調査を重ねて羽田先生の世界観が作られてるんだなって改めて実感できた朗読会。
♦︎ざっくりばっさり、はっきりしているから本当に清々しいし、文章にもそれが現れてて私は好きです。これからも応援しよう! ペニオク読んで次世代の谷崎潤一郎、否めない.....ホルマリン漬けとか、ね。笑
♦︎私が言えることではありませんが、本当に頭がよく(回転が早く)天才型なんだなって。
即席の生原稿、 4人限定で最後の3人まで残ったのにラストじゃんけんで負けた〜けど先生とじゃんけんできてよかった。幸せ✋❤️笑


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1日で最強の努力型vs驚異の天才型 
2つの才能に触れられて、いい刺激になりました。
一人旅、楽しすぎ。色んな発見があって。
それ以上にマイペースが貫ける
次は松山・平泉・伊勢にいくぞー!
最強の冬休み✋